アロエとクラゲ

西伊豆の海水浴場に泊りがけで泳いだ小5の夏。
一人で少し沖を泳いでいたら、腕に痛み。
すごく痛くて、どうしたらよいかわからなかった。

海岸にいる家族に、「ちょっと来て」とジェスチャーをした。

家族は手を振ってると思ったらしく、手を振り返した。
「違うって!来て!」と大声で叫びながら、こちらに来てとジェスチャーをしながら、海岸に戻ろうとする。

海の中を歩くのでなかなか進まない。
ようやく「何かおかしい」と感じた父が来てくれた。

「こりゃ、クラゲだな」と一言。

民宿に戻る途中「クラゲの毒はアンモニアがいい。オシッコかけとくか」ととんでもないことを言う父。断固拒否する。
しかし、あれは本当なのか?と今でも思う。

民宿に植えてあったアロエを腕に貼り、ジッと横になる。
家族はまた海に戻っていった。
(注:民宿は父の知り合いのところ)

刺された後は左腕の内側。しばらくはずっと痕が残っていた。
ついてないな~と思った活発だった小学5年生の自分。

アロエを見る度に思い出す。
私にとってアロエは、傷を治す植物というイメージ。

義母も蜂に刺されるとよくアロエを貼っている。
肉厚のアロエを見ると「これ、効きそうだな~」と思ってしまう。

アロエヨーグルトも好物。


※私見のため、効果効能は保証しません。

wakka's lukka

2020年一眼レフを手に入れました。 写真を撮っている時とても幸せを感じるので、日々撮りたいものを探しています。 自分が美しいと感じたものを撮ろうとしても、見えた・感じた通りに撮るのは結構難しい。 撮っていると時間を忘れます。 Nikond7500 だけでなく、これまでスマホやデジカメで撮ったお気に入りの写真もアップしていく予定です。