アロエとクラゲ
西伊豆の海水浴場に泊りがけで泳いだ小5の夏。
一人で少し沖を泳いでいたら、腕に痛み。
すごく痛くて、どうしたらよいかわからなかった。
海岸にいる家族に、「ちょっと来て」とジェスチャーをした。
家族は手を振ってると思ったらしく、手を振り返した。
「違うって!来て!」と大声で叫びながら、こちらに来てとジェスチャーをしながら、海岸に戻ろうとする。
海の中を歩くのでなかなか進まない。
ようやく「何かおかしい」と感じた父が来てくれた。
「こりゃ、クラゲだな」と一言。
民宿に戻る途中「クラゲの毒はアンモニアがいい。オシッコかけとくか」ととんでもないことを言う父。断固拒否する。
しかし、あれは本当なのか?と今でも思う。
民宿に植えてあったアロエを腕に貼り、ジッと横になる。
家族はまた海に戻っていった。
(注:民宿は父の知り合いのところ)
刺された後は左腕の内側。しばらくはずっと痕が残っていた。
ついてないな~と思った活発だった小学5年生の自分。
アロエを見る度に思い出す。
私にとってアロエは、傷を治す植物というイメージ。
義母も蜂に刺されるとよくアロエを貼っている。
肉厚のアロエを見ると「これ、効きそうだな~」と思ってしまう。
アロエヨーグルトも好物。
※私見のため、効果効能は保証しません。
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